長崎市葉山・道ノ尾のにのみや歯科、口腔外科、岩屋中学校の向かいです。予約・相談は電話095-814-6171までどうぞ。

口内炎

口内炎

 2016年9月7日に、NIB国際テレビに口内炎について取材を受け、夕方のエブリーで放映されました。口内炎で困っている方のために、当医院では、口内炎の患者さんにどんな治療をしているかを書きます。

 個数、期間、繰り返すか、繰り返すのは同じ場所かに着目して診断と治療をします。

●1個で、1ないし2週で自然に治るもの。初期のうちにステロイド軟こうを塗布すると痛みが減って、早く治ります。

●1ないし2週間、軟膏を塗っても治らないもの。歯牙や義歯の鋭縁が当たっていれば、その鋭縁を丸めます。

●糖尿病などの疾患で免疫能が低下しているため、口内炎が治らないもの。内科主治医に全身疾患をコントロールしてもらいます。炎症の度合いがひどいときは、抗生物質を飲んでもらいます。3週以上続いている場合、口内炎と見分けなくてはならないものに、口の中のがんがあります。触るとしこりがあります。自然に治ることはなく、徐々に大きくなります。大学病院に紹介し検査を受けてもらいます。

●複数で繰り返さないもの。やけどによる口内炎なら、本人が食事中にやけどをした自覚があります。ウイルス性口内炎は範囲が広く、とても痛いです。発熱を伴い、抗ウイルス薬が効きます。

●繰り返すもので、場所が決まっているものは、歯牙が当たっていないか、舌や頬を歯牙に当てる癖がないか調べます。

●3週ないし3か月おきにいろいろなところに、3ないし5個の口内炎を繰り返すときは、口腔内の悪玉菌が増え、悪玉菌の病原性が高くなっていると考えます。まずは、歯周初期治療を行い、口腔内プラーク中の歯周病菌の数を減らし、病原性を低くします。悪玉の細菌を減らし、善玉の細菌を増やすイメージです。2週おきに3か月間通院すると口内炎のできる頻度が減ってきます。

 口腔の乾燥や食いしばりも原因だと考えています。口呼吸は、口腔乾燥の原因になります。口腔の乾燥を防ぐために、口呼吸をやめて鼻呼吸をしてもらいます。唇を閉じて、歯は離して、舌は上あごにベターとくっつけます。鼻呼吸のコツをつかむために、あいうべ体操(みらいクリニック院長今井一彰)をお勧めしています。
 歯磨き粉の中のラウリル硫酸ナトリウムが口内炎の原因になっている方もいます。箱やチューブの裏に書いている成分の発泡剤のところに、ラウリル硫酸ナトリウムが書いてないものを選んでください。口内炎が繰り返しできているときは、歯磨き粉の変更から始めてもらっています。

 治療をしても治らないときは、1ないし2週の間隔で他の病気の可能性も含めて診断と治療を見直します。 

平成28年9月13日改訂

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